6 月
25
The Power of Dreams by HONDA!!!
全身に鳥肌がたった本田圭佑の無回転FK弾、そして遠藤保仁の緩やかなカーブを描くFK弾、トドメを刺すデンマークDFを切り裂いた本田・岡崎コンビのダメ押し弾。
W杯という大舞台で美しい大勝。
そこには期待した以上の姿がありました。
誰が戦前2勝1敗と予想できたでしょう。
せいぜいがカメルーンに勝ってオランダ負け、そしてデンマーク引き分けで1勝1敗1分けで決勝トーナメント。
これさえも相当ポジティブに考える人の予想です。
サッカー評論家の中には3戦全敗。未来のサッカー界の為に恥を晒して帰ってこいとかいう輩もいたほど。
2006年ドイツW杯で1分け2敗、期待されたオシム監督が倒れ、日本代表の人気は凋落。
代表戦であっても視聴率は取れず放送されない試合もありました。
ホーム開催の代表戦でもスタジアムがガラガラの時もありました。
ただでさえ期待薄のまま望んだW杯直前の調整試合で4連敗。
世界的に3強1弱と言われたグループEにあって、国内からも自国の代表をいたずらに卑下する誰得ムード。
初戦カメルーン戦に勝利し日本中が驚きとともに浮き足立っていても、岡田監督は「我々はまだ何も手にしていない」と気を引き締めました。
そしてついに。ついに日本のサッカー史上初めて自国開催以外の大会でW杯決勝トーナメントに駒を進めたのです。
オシム前監督が再三指摘するように、日本はどこか相手をリスペクトしすぎて萎縮してしまう傾向がありました。
今回の代表には黄金のカルテットと称されるようなタレントも突出した天才もいません。
散々オシムと比較され、ちょっとした発言をマスコミに、その戦術を自国民に、そしてサッカー評論家に人格すら叩かれ続けた監督率いる、アテネ五輪・北京五輪で惨敗した「谷間」呼ばわりのメンバーたちです。
堂々と誇っていいのです。俺たちは世界と十分戦えると。俺たちは強いと。
「ホームだから」「相手が本調子じゃなかった」「相手はベストメンバーじゃない」と、勝ってもむやみに自分たちを疑い、小さく弱く考える傾向にある日本ですがもういいでしょう。
日本は十分に世界と戦えると胸を張りましょう。
日本が世界最速でW杯出場を決めた時、選手たちは「世界を驚かす覚悟がある」とプリントされたTシャツを着ていました。
岡田監督はベスト4を目標に掲げました。
世界を驚かす覚悟がある・別の意味で(笑)とか、グループEでベスト4?など、散々な言われようでしたが、もう誰一人疑っていません。
カメルーン×オランダ戦がリーグ突破に無関係という幸運もあって、世界が日本×デンマーク戦を注視する中で戦い、あまりに美しい勝利で決勝トーナメントに進むアジアの弱小国に世界中が驚かされたに違いありません。
私たちはベスト4だって夢じゃないのかもと思い始めています。
岡田監督は試合後「サッカーがチームスポーツであることを証明した」と。
ヤバイかっこいい。
顔がもう少しアレなら「抱かれたいランキング」に登場してもおかしくないカッコ良さ。
そしてどこまでも舞い上がっていく本田圭佑がマジでレアル・マドリードとかに移籍しそうでこわい。
決勝トーナメント一回戦パラグアイは29日。
自分たちを過小評価も疑いもしない本当に強い日本代表はまだまだ世界を驚かすつもりです。